tag:blogger.com,1999:blog-890604403342491682024-03-13T11:37:19.835-07:00サンフランシスコ・ベイエリアの進路と進学情報 シリコンバレーアメリカで学ぶ生徒と保護者のための、大学進学と進路の情報サイト カリフォルニア シリコンバレーNA-NDhttp://www.blogger.com/profile/06550075685976825007noreply@blogger.comBlogger120125tag:blogger.com,1999:blog-89060440334249168.post-68223417654876299012011-05-10T10:00:00.000-07:002011-05-29T00:58:33.539-07:00IECA Conference in Philadelphia今春のIECAのカンファレンスは、フィラデルフィアで開催されました。フィラデルフィアはニューヨークとワシントンDCの間に位置するビジネスの街として知られていますが、質の高い大学が数多く集まっている場所でもあります。<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjqIIKy_Yxq8BxC9jA2Wcv_zvokGhO2XeqRfr4A4Ecj88FpYY01GOEvVWea4c_0zS3tInqu2_FR6Nha0oUutRIjiDEllFtaHp1sUA60EyL1IqOXxSf5j8B7g_4wbURcsCAffruiaHnoO2gm/s1600/08_alicepaul_swarthmore.jpg" imageanchor="1" style="clear:right; float:right; margin-left:1em; margin-bottom:1em"><img border="0" height="166" width="200" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjqIIKy_Yxq8BxC9jA2Wcv_zvokGhO2XeqRfr4A4Ecj88FpYY01GOEvVWea4c_0zS3tInqu2_FR6Nha0oUutRIjiDEllFtaHp1sUA60EyL1IqOXxSf5j8B7g_4wbURcsCAffruiaHnoO2gm/s200/08_alicepaul_swarthmore.jpg" /></a></div><br />
例年通り、カンファレンスに合わせて会場周辺の大学へのコンサルタント向けのキャンパスツアーが開催されました。フィラデルフィアといえば、<a href="http://www.upenn.edu/">U Penn</a>を思い浮かべる方も多いと思いますが、U Pennのとなりにある<a href="http://www.drexel.edu/">Drexel</a>も、隠れた名門大学です。特に、Drexelの<a href="http://www.drexel.edu/undergrad/coop/">Co-op</a>というプログラムは、実践的な経験が身につくインターンシップのプログラムとして全米でも非常に高い評価を受けています。<br />
<br />
フィラデルフィアには、質の高いリベラルアーツカレッジが数多く存在します。今回は、<a href="http://www.swarthmore.edu/">Swarthmore College</a>, <a href="http://www.brynmawr.edu/">Bryn Mawr College</a>, <a href="http://www.haverford.edu/">Haverford College</a>といった全米でも有数のカレッジを訪問することができ、とても有意義でした。たとえばSwarthmoreは、Forbes Magazineの<a href="http://macsedu.blogspot.com/2010/08/americas-best-colleges.html">大学ランキング</a>では、全米第7位で、HarvardやYaleよりも上位にランクされています。NA-NDhttp://www.blogger.com/profile/06550075685976825007noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-89060440334249168.post-37341940213330991382011-04-28T02:00:00.000-07:002011-04-29T03:30:43.814-07:0026パーセントの学生の選択<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgjiZ7yCmG8cSCikGXIinCAQl0O1kCFlh0BbKIoUn7ngwEpVU9jiv9EmXNr15tC7BcIgzphjvEpqSO7zQ1nOvfi1Le9hNX8n0QhT_3JDlfo0EkoY8wwfi5CAViurciveWmIT7J62E_-Drum/s1600/IECA_26-percent-flyer.png" imageanchor="1" style="clear: right; float: right; margin-bottom: 1em; margin-left: 1em;"><img border="0" height="320" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgjiZ7yCmG8cSCikGXIinCAQl0O1kCFlh0BbKIoUn7ngwEpVU9jiv9EmXNr15tC7BcIgzphjvEpqSO7zQ1nOvfi1Le9hNX8n0QhT_3JDlfo0EkoY8wwfi5CAViurciveWmIT7J62E_-Drum/s320/IECA_26-percent-flyer.png" width="244" /></a></div>全米大学入試研究センターの協力で2009年に行われた調査では、全米のハイスクールのシニアの学生のうち、26パーセントの学生が、大学選びや進学準備で個別に教育コンサルタントのサポートを受けているとの結果がでました。<br />
<br />
これに合わせて興味深いデータが発表されました。教育コンサルタントのサポートを受けた学生は、そうでない学生と比べて、州外の大学を選ぶ確率が3倍も高いそうです。また、教育コンサルタントのサポートを受けた学生は、そうでない学生と比べると、私立大学を選ぶ確率が4倍も高いとの調査結果がでています。<br />
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<a href="http://www.iecaonline.com/">IECA</a>の調査によると、教育コンサルタントのサポートを受けていない学生の80パーセントは州立大学に進学するそうです。これに対して、教育コンサルタントのサポートを受けている学生のうち、州立大学に進学する学生は20パーセントで、残りの80パーセントは私立大学に進学しているとのことです。<br />
<br />
実際に私がサポートしている学生の場合はどうかというと、過去2年間で(スポーツ進学以外で)州立大学に進学した学生は約20パーセントで、IECAの調査結果とほぼ一致しています。私のところに来たばかりのころは、UCLAに行きたいと言う生徒がつねに過半数を超えていますが、いろいろ大学を調べて、実際に訪問し、最終的にアプライするころには、UCの大学を本命視する学生は、不思議とあまりいなくなります。NA-NDhttp://www.blogger.com/profile/06550075685976825007noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-89060440334249168.post-9970213545891877002011-04-25T14:00:00.000-07:002011-04-25T16:02:31.069-07:00IECA カンファレンス(フィラデルフィア)IECAのカンファレンスが、今春はフィラデルフィアで開催されます。このカンファレンスは、IECAというEducational Consultantの団体が毎年春と秋に主催するイベントで、我々コンサルタントとっては、進学に関する最新情報を入手する上で非常に重要なイベントです。開催都市は毎回変わりますが、頻度としてはアメリカ北東部が最も多く、次に西海岸、中西部、南部の順となっています。<br />
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<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiQRszO9OtvUQCxNurAXv0VyMeCqlD9Z-tt7ZvzkQErewTQdvcGDv1jTVFAgw9xqmNJR0fyfCf8PZ-EuGURJmR7tz_c9YNEQONKanXYd-Z4qNzjJpaECm3uU7u7kSCCA8MJ5PT8vvKXcLTR/s1600/philadelphia-at-night.jpg" imageanchor="1" style="clear: right; float: right; margin-bottom: 1em; margin-left: 1em;"><img border="0" height="215" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiQRszO9OtvUQCxNurAXv0VyMeCqlD9Z-tt7ZvzkQErewTQdvcGDv1jTVFAgw9xqmNJR0fyfCf8PZ-EuGURJmR7tz_c9YNEQONKanXYd-Z4qNzjJpaECm3uU7u7kSCCA8MJ5PT8vvKXcLTR/s320/philadelphia-at-night.jpg" width="320" /></a></div>今回のカンファレンスは5月4日(水)から5月6日(金)までですが、カンファレンスに先立って、週の前半にコンサルタントを対象とした大学ツアーが行われます。このコンサルタント向けのツアーでは、各大学のアドミッションスタッフから裏事情を聞き出したりすることができたりして、非常に有意義ですが、残念ながら一般の方は参加できません。<br />
<br />
大学進学をとりまく環境は日々変化しています。特に昨今の景気後退の影響は、進学を目指す家庭の経済的な問題のみならず、大学経営自体にも影響がでてきているため、コンサルタントは現状をきちんと把握して、それをもとに戦略を立てることが重要です。<br />
<br />
カンファレンスでは、大学進学だけでなく、ボーディングスクールへの進学や、ホームスクーリング、学習障害等のある生徒の進路など、教育と進学に関わるすべてのテーマが扱われます。全米からコンサルタントと学校関係者が集まってくるので、ネットワーキングの機会としても大変役に立ちます。<br />
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<a href="http://www.educationalconsulting.org/PDF/IECA_Philadelphia-Brochure-Schools.pdf">IECA Spring Conference in Philadelphia</a>NA-NDhttp://www.blogger.com/profile/06550075685976825007noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-89060440334249168.post-16992322096002417862011-04-18T14:00:00.000-07:002011-04-25T15:11:43.569-07:00UCにおける州外学生数の増加2011-2012にUCに入学する学生における州外学生の割合が、前年度の14パーセントから今年度は18パーセントに急増しました。州外学生の年間の学費は5万ドルを越えるため、UCにとっては、州内学生の合格者を州外学生に振り替えると、1名につき2万ドル以上の収入増が見込まれます。<br />
<br />
UCでは、来年度5億ドルの予算カットが提案されており、UCを目指す学生にとって、更なる競争の激化と増え続ける学費、予算削減による教育の質の低下という3重苦の中での進学準備となります。<br />
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UCの発表資料:<a href="http://www.universityofcalifornia.edu/news/article/25354">Freshman application outcomes announced</a>NA-NDhttp://www.blogger.com/profile/06550075685976825007noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-89060440334249168.post-33487688152325031852011-01-15T14:45:00.000-08:002011-04-25T15:11:34.886-07:00UC受験者数の急増とトランスファー問題University of Californiaでは、2011年秋入学を目指す学生のアプリケーションが急増しました。Freshmanのアプリケーションは前年度より6.1パーセント増えて、総数で142,235となりました。全てのキャンパスで受験者数が増加していますが、中でもUC San DiegoはFreshmanのアプリケーションが11.2パーセント増と人気が急上昇しています。Transferのアプリケーションの増加率はさらに大きく、2009年以降UC全体で26パーセント増えています。<br />
<br />
Freshmanのアプリケーションのうち、州内学生のアプリケーションの増加率は3.6パーセントです。18歳人口がほぼ横ばいであることから、州内学生の増加は、学生全体の学力の向上によるものと考えられます。つまり、学力面での競争が一層激しくなっていると考えられます。また、アジア系学生の増加率は5パーセントとなっています。UCは、合格者におけるアジア系学生の比率を下げることを目標としているので、アジア系学生にとってアドミッションはさらに厳しくなっていくと考えられます。<br />
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Transferのアプリケーションの急増は、UCへの進学を目指す学生の増加と、UCのFreshmanの定員数の削減が影響していると考えられます。コミュニティカレッジ等で非常に高い成績を修めている学生でも、TransferでUCに進学できないケースが増えています。FreshmanのアドミッションがうまくいかなくてもTransferがある、という考え方は非常に危険なので、ハイスクール在学中にきちんと進学準備を進めることが大切です。NA-NDhttp://www.blogger.com/profile/06550075685976825007noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-89060440334249168.post-84015842341929174772010-08-12T09:00:00.000-07:002011-05-29T09:32:48.188-07:00America's Best CollegesForbesMagazineが<a href="http://www.forbes.com/lists/2010/94/best-colleges-10_Americas-Best-Colleges_Rank.html">2010年度の大学ランキング</a>を発表しました。このランキングには、リベラルアーツカレッジも含まれているので、リベラルアーツカレッジが総合大学に対してどのように評価されているのかがとても興味深いランキングです。上位25位までには、UCをはじめ、州立大学はひとつも入っていません。<br />
<div class="separator" style="clear: right; float: right; margin-bottom: 1em; margin-left: 1em; text-align: center;"><a href="http://www.forbes.com/lists/2010/94/best-colleges-10_Americas-Best-Colleges_Rank.html"><img border="0" height="132" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgY_pWt8XidyxLWr957wj6leNf0Lv_KLKHh4I5IwJ0x0rI4POCznJtHmNC3iUJCxvNd1q06TKATMxKByQNcCtqLcPdbi7poZOF1ALYaeE9AZ4n2rrvWEJzm_PLmzn8iL8Wm9iFHUdXjPUWL/s200/forbes-americas-best-colleges.jpg" width="100" /></a></div><ol><li><a href="http://www.williams.edu/">Williams College</a></li>
<li><a href="http://www.princeton.edu/">Princeton University</a></li>
<li><a href="http://www.amherst.edu/">Amherst College</a></li>
<li><a href="http://www.usma.edu/">United States Military Academy</a></li>
<li><a href="http://www.mit.edu/">Massachusetts Institute of Technology</a></li>
<li><a href="http://www.stanford.edu/">Stanford University</a></li>
<li><a href="http://www.swarthmore.edu/">Swarthmore College</a></li>
<li><a href="http://www.harvard.edu/">Harvard University</a></li>
<li><a href="http://www.cmc.edu/">Claremont McKenna College</a></li>
<li><a href="http://www.yale.edu/">Yale University</a></li>
<li><a href="http://www.usafa.af.mil/">United States Air Force Academy</a></li>
<li><a href="http://www.wellesley.edu/">Wellesley College</a></li>
<li><a href="http://www.columbia.edu/">Columbia University</a></li>
<li><a href="http://www.haverford.edu/">Haverford College</a></li>
<li><a href="http://www.wesleyan.edu/">Wesleyan University</a></li>
<li><a href="http://www.whitman.edu/">Whitman College</a></li>
<li><a href="http://www.pomona.edu/">Pomona College</a></li>
<li><a href="http://www.northwestern.edu/">Northwestern University</a></li>
<li><a href="http://www.caltech.edu/">California Institute of Technology</a></li>
<li><a href="http://www.uchicago.edu/">University of Chicago</a></li>
<li><a href="http://www.carleton.edu/">Carleton College</a></li>
<li><a href="http://www.hmc.edu/">Harvey Mudd College</a></li>
<li><a href="http://www.vassar.edu/">Vassar College</a></li>
<li><a href="http://www.centre.edu/">Centre College</a></li>
<li><a href="http://www.rice.edu/">Rice University</a></li>
</ol>NA-NDhttp://www.blogger.com/profile/06550075685976825007noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-89060440334249168.post-10122337705389775112010-07-20T21:15:00.000-07:002011-04-25T15:11:25.059-07:00SEM(戦略的受験者管理システム)時代の進学準備大学のアドミッションは、ここ数年で大きく変わってきました。その要因のひとつが、SEM (Strategic Enrollment Management 戦略的受験者管理システム) の導入です。SEMの考え方自体は以前からありますが、2008年ごろから全米で急速に広まってきました。各大学における予算削減の流れと、コンピュータシステムの進化がSEMの拡大を後押しした格好になっています。<br />
<br />
よく「A大学は成績重視だ」とか、「B大学はボランティアをしてないと入れない」という話を聞くことがあります。100パーセント間違いとはいえませんが、大学のアドミッションはそれほど単純ではありません。どんな大学でも、成績の優秀な学生は欲しいし、リーダーシップのある学生やコミュニティに貢献する学生も欲しいはずです。大学が考慮するのは、それだけではありません。性別、人種、出身地、学生の希望する専攻も重要な要素です。音楽や美術の才能のある学生や、スポーツに秀でた学生など、特別な才能のある学生もぜひ欲しい人材と考える大学は多いのです。<br />
<br />
このように、各大学はさまざまな要素を考慮してアドミッションを行い、それぞれの大学が理想とする学生構成を築き上げていくわけですが、この作業がまさにSEMです。最近では、大学経営の中枢にSEMを担当する部署が置かれるようになりました。例えば、UCLAではOffice of Analysis and Information Managementという名称で、大学の予算を管理する部門の中に置かれています。大学によって部署名は多少異なりますが、担当している業務は同じです。「欲しい学生を効率的に獲得する」ことが目的です。<br />
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今日では、州立・私立を問わずほとんどの大学がSEMを導入しています。各大学が理想とする学生構成を実現する上でこのシステムを導入するメリットは大きいですが、受験生にとっても、SEMに対応した進学準備が必要となります。例えば、SEMでは学生を細かくカテゴリーに分けて評価するため、ある特定の分野に秀でている学生が高く評価されやすく、全体的にバランスがとれているがこれといって特筆すべき点のない学生が評価されにくいという傾向があります。大学にアプライする際には、どのカテゴリーで勝負するのが自分にとって有利になるのか、よく考えることが大切です。NA-NDhttp://www.blogger.com/profile/06550075685976825007noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-89060440334249168.post-20746331843861911992010-05-25T06:45:00.000-07:002011-04-25T15:11:17.043-07:00UC対策 逆境に打ち勝つ進学カリフォルニアの学生にとってUC進学は年々厳しさを増しています。受験者数が毎年過去最高を更新している中、UC各校は募集人数を絞り、州内学生の比率を下げています。州内学生のアドミッションを10年前と比較してみると、1999年に55,402人だった受験者数は、2009年には81,113人と、46パーセントも増加しています。これに対して、募集人数の増加は1999年の25,970人から2009年の32,468人と、25パーセントの伸びにとどまっています。<br />
<br />
大学別に見ると、深刻な状況がさらに良く分かります。たとえば、UCLAでは1999年に30,962人だった受験者数は、2009年には46,266人と、49パーセント増加していますが、募集人数は1999年の3,872人から2009年の4,010人と、わずか3.5パーセントしか増えていません。<br />
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2010年には、さらに深刻な自体が起こりました。州内学生の数を減らし、その分州外の学生を増やす動きです。たとえば、UC Berkeleyは、2010年秋に12,915人の入学を予定しています。2009年と比べると50人少ないだけです。しかし、その内訳が問題です。2009年は、11,200人が州内学生でしたが、2010年は、州内学生の数が9,420人と、27パーセントも減少しました。大学関係者は、この動きを授業料収入を増やすためだと明言しています。州外学生は、州内学生の3倍の額の授業料を支払うことになるため、州外学生を増やすことは、大学の収入増加に直結するのです。<br />
<br />
今後は、アジア系学生にとって、さらに厳しいアドミッションが待ち受けています。UC各校は、2011年のアドミッション(2012年入学の学生)から、SAT Subject Testのスコアをアドミッションからはずす新しいアドミッションを導入します。すでにご存知の方も多いと思いますが、この新しいアドミッションは、UCのアジア系学生の割合を下げることが主目的です。UCの試算では、新しいアドミッションを導入することにより、UC全体でアジア系の学生を2.1パーセント減らすことができ、逆に白人学生を2.3パーセント増やすことが可能となります。<br />
<br />
このように、州内に住む日本人学生にとって、UC進学を目指すのは三重苦のような状況です。このような逆境に打ち勝つためには、UC一辺倒の進学準備からの脱却が必要です。幸い、カリフォルニア州内には、質の高い学部教育が受けられる私立大学はいくつもあります。州外まで目を向ければ、その数は大幅に増えます。UC各校は、大学院レベルの教育は世界的にも非常に高い水準にありますが、学部教育はコスト削減の影響もあり、残念ながら大学院と比較できるレベルのものではありません。質の高い教育が受けられる私立大学に、ファイナンシャルエイドを得て州立大学並のコストで進学することを目指すのが、賢明な選択と言えるでしょう。NA-NDhttp://www.blogger.com/profile/06550075685976825007noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-89060440334249168.post-14743996760909724192010-05-19T12:45:00.000-07:002011-04-25T16:07:38.998-07:00IECA Conference in Toronto<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgdqyGF2h6IVLJfmoBVRegoJ8ku4sa2Z96aG2tWaqVqKWGOpvNYjsCkM53oiJ_X7W-9YY-YOobMzVLPZOFyMVCq_Ow3x77dXHX77RKSpZh6h4udjzEktbfqcN5GQC6HNxAOWZFxqAurrw6h/s1600/u_of_t.jpg" imageanchor="1" style="clear:right; float:right; margin-left:1em; margin-bottom:1em"><img border="0" height="209" width="320" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgdqyGF2h6IVLJfmoBVRegoJ8ku4sa2Z96aG2tWaqVqKWGOpvNYjsCkM53oiJ_X7W-9YY-YOobMzVLPZOFyMVCq_Ow3x77dXHX77RKSpZh6h4udjzEktbfqcN5GQC6HNxAOWZFxqAurrw6h/s320/u_of_t.jpg" /></a></div>今春のIECAのカンファレンスは、初のカナダでの開催となりました。トロントで行われた今回のカンファレンスでは、意外と知られていないカナダの大学の強みやカナダに進学するメリット、デメリットなどを再確認する良い機会となりました。<br />
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例年通り、カンファレンスに合わせて会場周辺の大学へのコンサルタント向けのキャンパスツアーが開催されました。トロントを中心とするオンタリオ州には、トロント大学をはじめ、質の高い教育を提供している大学が数多くあります。カナダの大学を選択するアメリカの学生は、年々増えています。例えば、バンクーバーにあるUniversity of British Columbiaには、カリフォルニアの学生が大勢アプライしています。<br />
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トロントの大学だけでなく、オンタリオ州のボーディングスクールを複数訪問することができたのは、私にとって、とても貴重な経験でした。(カナダの大学およびボーディングスクールについては、別の機会にご紹介します)NA-NDhttp://www.blogger.com/profile/06550075685976825007noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-89060440334249168.post-64978090538676059342010-04-25T14:00:00.000-07:002011-04-25T16:05:15.225-07:00IECA カンファレンス(トロント)IECAのカンファレンスが、今春はカナダのトロントで開催されます。このカンファレンスは、IECAというEducational Consultantの団体が毎年春と秋に主催するイベントで、我々コンサルタントとっては、進学に関する最新情報を入手する上で非常に重要なイベントです。開催都市は毎回変わりますが、頻度としてはアメリカ北東部が最も多く、次に西海岸、中西部、南部の順となっています。<br />
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<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEi9b-DyKGDKZlV0ai8BrTBGopib21Eyyn-cD-ZLH50dZU4l60-fGSdwjcPSWWzOIW8VxvwaTvOtRjNjM39OFV3CWfO0dhyphenhyphenx99o4PSPjtpZEDbRj64Zx0gofhpDlaR9MDRO-NhRRAIWGnzJN/s1600/toronto.jpg" imageanchor="1" style="clear:right; float:right; margin-left:1em; margin-bottom:1em"><img border="0" height="254" width="320" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEi9b-DyKGDKZlV0ai8BrTBGopib21Eyyn-cD-ZLH50dZU4l60-fGSdwjcPSWWzOIW8VxvwaTvOtRjNjM39OFV3CWfO0dhyphenhyphenx99o4PSPjtpZEDbRj64Zx0gofhpDlaR9MDRO-NhRRAIWGnzJN/s320/toronto.jpg" /></a></div>今回のカンファレンスは5月12日(水)から5月15日(土)までですが、カンファレンスに先立って、週の前半にコンサルタントを対象とした大学ツアーが行われます。このコンサルタント向けのツアーでは、各大学のアドミッションスタッフから裏事情を聞き出したりすることができたりして、非常に有意義ですが、残念ながら一般の方は参加できません。<br />
<br />
大学進学をとりまく環境は日々変化しています。特に昨今の景気後退の影響は、進学を目指す家庭の経済的な問題のみならず、大学経営自体にも影響がでてきているため、コンサルタントは現状をきちんと把握して、それをもとに戦略を立てることが重要です。<br />
<br />
カンファレンスでは、大学進学だけでなく、ボーディングスクールへの進学や、ホームスクーリング、学習障害等のある生徒の進路など、教育と進学に関わるすべてのテーマが扱われます。全米からコンサルタントと学校関係者が集まってくるので、ネットワーキングの機会としても大変役に立ちます。NA-NDhttp://www.blogger.com/profile/06550075685976825007noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-89060440334249168.post-2689318217483938082010-03-31T10:10:00.000-07:002011-04-25T15:10:52.218-07:00エッセイの書き方大学進学の際に、高校の成績やテストのスコアが重要なのは言うまでもありませんが、応募の際に提出するエッセイの内容も極めて重要です。評価の基準が点数評価から人物評価にシフトする傾向が強まっていることもあり、テストのスコア以上にエッセイを重視している大学も少なくありません。ハイスクールのGPAやSATのスコアがどれだけ高くても、内容の薄いエッセイを提出したら、それだけでアドミッションの対象からはずされてしまうことはめずらしくありません。<br />
<br />
アドミッションのエッセイは、Englishのクラスで書くエッセイやSATのライティングのような客観的にまとめ上げるエッセイとは大きく異なります。アドミッションのエッセイは、自分自身のことを深く掘り下げて書くことになるので、自分を売り込む絶好の機会だと考えましょう。単に与えられた質問に答えるだけでは、効果的なエッセイにはなりません。エッセイの題材を利用して、自分の考え方や自分独自の価値を多面的に表現することがポイントです。自分がなぜその大学に行きたいのか、という視点も大事ですが、自分が進学することによって、その大学にどのような価値をもたらすことができるのか、というところまで踏み込んでエッセイを書くことができれば、魅力的なエッセイとなるでしょう。NA-NDhttp://www.blogger.com/profile/06550075685976825007noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-89060440334249168.post-25519702115979142112010-01-20T04:30:00.000-08:002011-04-25T15:10:43.280-07:00テストの重要性「SATは何点とればいいんですか?」という質問をよく受けます。とても答えにくい質問です。「モデルになるためには、身長何センチ以上あれがいいんですか?」と同じくらい答えにくい質問です。スタンフォード大学を例にあげて考えてみましょう。はスタンフォードは、SAT満点でも合格できない学生がいます。一方で、SATが1800点代でも合格する学生がいます。なぜこのようなことが起こるのでしょうか。その理由は、テストのスコアが、アドミッションにおける評価基準の中の、ほんのひとつに過ぎないからです。つまり、SATの点数は、アドミッションの判断の基準のひとつではあるが、合否の決定的な判断材料にはならないということです。<br />
<br />
日本とアメリカの大学の学生の選び方は大きく異なりますが、最も大きな違いのひとつが、学生の学力の評価方法です。日本の大学は、今(大学受験時)学力が高い学生を選びます。これに対して、アメリカの大学は、将来伸びる学生、すなわちポテンシャルの高い学生を高く評価します。学生のポテンシャルを評価する方法として、SATのスコアが有効であると考えられてきました。そのため、各大学はアドミッションの際にSATのスコアを要求してきたのです。ところが、2000年以降、SATの点数と学生の将来性の相関関係が疑問視されるようになってきました。実際に、多くの大学でSATの点数と、在学中の成績の相関関係を調べています。そして、SATが学生の将来性を評価するツールとして不十分であるという調査結果が数多く発表されました。<br />
<br />
これらの調査結果を受けて、アドミッションの際にテストスコアを要求しない大学が増えてきました。当初は中堅の大学が中心でしたが、この流れは徐々にエリート大学にも波及しはじめ、全米でもトップレベルの大学の中にも、SATを必須項目からはずす動きがでてきました。以下は、SATを必須項目からはずしたエリート大学の例です。<br />
<ul><li>Smith College, MA</li>
<li>Pitzer College, CA</li>
<li>Wake Forest University, NC</li>
<li>Bowdoin College, ME</li>
<li>New York University, NY</li>
</ul>このような背景を最初に申し上げましたが、これはテストを軽視して良いということではありません。テストが学習能力を測るツールとして利用されること自体は、今後も続きます。また、ファイナンシャルエイドの額を決める際に、テストのスコアが影響する場合は多いです。テストの限界を理解した上で、自分のベストを尽くすことが大切です。テストの点数を上げるためのテクニックについて話し始めたらキリがないのでここでは触れませんが、ぜひ実践していただきたいことを2点挙げます。まず1点目は、11年生の間にSATとACTの両方必ず1回は受けることです。テストスコアの提出を義務付けている大学では、SATとACTは、どちらか片方のスコアを提出することになります。どちらのテストの方が点数がとりやすいかは、実際に両方受けてみれば自分である程度分かるはずです。その後は、自分に向いていると感じたテストに絞ってスコアアップを目指しましょう。<br />
<br />
2点目は、Subject Testは、クラスで1年間学んできた教科のテストを5月または6月に受けることです。ハイスクールで学んだ記憶が薄れる前にテストを受けることで、より高得点が期待できます。UCの受験にSAT Subject Testのスコア提出が2011年のアドミッション(2012年入学の学生)から不要になるため、Subject Testの受験は不要と考える学生もいますが、UC以外の大学を受ける際にSubject Testのスコアが役立つ場合があるので、受けておいて損はありません。NA-NDhttp://www.blogger.com/profile/06550075685976825007noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-89060440334249168.post-70046814721597465622009-09-22T14:45:00.000-07:002011-04-25T15:10:36.704-07:00UC 新アドミッションUC各校は、2011年のアドミッション(2012年入学の学生)から、SAT Subject Testのスコアをアドミッションからはずす新しいアドミッションを導入します。新しいアドミッションの概要は以下の通りです。<br />
<ul><li>UC-Requiredのコースのうち、11コースを11年生(ジュニア)までに履修すること</li>
<li>UC-RequiredのコースのWeighted GPA3.0以上を維持すること</li>
<li>SAT Subject Testはアドミッション要件からはずす</li>
</ul>新しいアドミッションで特筆すべき点は、SAT Subject Testがアドミッションで不要となることです。すでにご存知の方も多いと思いますが、この新しいアドミッションは、アジア系の学生が増えすぎてしまったUCの各大学が、アジア系学生の割合を下げることが主な目的です。UCの試算では、新しいアドミッションを導入することにより、UC全体でアジア系の学生を2.1パーセント減らすことができ、逆に白人学生を2.3パーセント増やすことが可能となります。NA-NDhttp://www.blogger.com/profile/06550075685976825007noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-89060440334249168.post-37734417474985525672009-07-31T14:30:00.000-07:002011-04-25T15:10:28.057-07:00スポーツ奨学金アメリカの大学は、いわゆるスポーツ推薦枠での大学進学という方法があります。スポーツ推薦による進学というと、プロスポーツ選手を目指すようなトップアスリートのためのプログラムのように感じるかもしれませんが、全くそうではありません。ハイスクールで積極的にスポーツに取り組んでいる多くの学生が、スポーツ推薦枠を利用して、進学を有利に進められる可能性があるのです。<br />
<br />
アメリカの大学は、なぜスポーツをしている学生を優遇するのでしょうか。その理由のひとつとして、学業とスポーツを両立させることで、人間的に大きく成長できるという点が挙げられます。チームワークやリーダーシップを学ぶ場としてスポーツが優れていることはご存知の通りですが、スポーツを続ける価値はそれだけではありません。ハイスクールで学年が上がると、学習面での負担も大きくなります。その中で、スポーツも両立させていくことは至難の業です。しかしながら、もし両立させることができれば、学生本人にとって、大きな自信となりますし、またその成果は周囲も高く評価してくれます。また、ハイスクールで時間管理能力が身につけば、大学に進学してからも、大いに役立ちます。<br />
<br />
スポーツ推薦で進学する学生には、スポーツ奨学金が支給されます。スポーツ奨学金は、一般の奨学金と比べて額が大きい場合が多く、また他州や海外からの留学生も対象となるため、非常に利用価値の高いスカラシップ・プログラムです。スポーツ奨学金の額は、種目や学生のレベルに応じて決まりますが、学費の半額以上がカバーされるケースも多いです。したがって、スポーツ推薦で進学する学生は、私立大学であれ、他州の州立大学であれ、かなり安い学費での進学が可能となります。また、一部の人気スポーツにおいては、フルスカラシップ(学費+寮費・食費が全額がカバーされる)が得られます。スポーツ推薦による進学は、通常のアドミッションと全く異なる準備が必要となります。NA-NDhttp://www.blogger.com/profile/06550075685976825007noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-89060440334249168.post-71633599475392573702009-05-20T16:00:00.000-07:002009-05-26T20:28:13.695-07:00SAT スコアチョイス導入の真相<a onblur="try {parent.deselectBloggerImageGracefully();} catch(e) {}" href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhVWcnZne901y7zg7Q2QbJtI_bYKgjqfm7dJgtFIhAt_VSND9_G5rwGYi14Nj_BMJXrMAK-8NtRIitCKXTnSMgjulT9G_b2ESZKPiXcw0A_6Y8fvWnRqh2Wm7VI_cAZBdcLRIkoG9iCeQBE/s1600-h/scorechoice.jpg"><img style="margin: 0pt 0pt 10px 10px; float: right; cursor: pointer; width: 160px; height: 90px;" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhVWcnZne901y7zg7Q2QbJtI_bYKgjqfm7dJgtFIhAt_VSND9_G5rwGYi14Nj_BMJXrMAK-8NtRIitCKXTnSMgjulT9G_b2ESZKPiXcw0A_6Y8fvWnRqh2Wm7VI_cAZBdcLRIkoG9iCeQBE/s200/scorechoice.jpg" alt="" id="BLOGGER_PHOTO_ID_5340292237408836290" border="0" /></a><br /><span style="font-family:arial;">SATの実施機関であるCollegeboardでは、今年の春から、スコアチョイス(Score Choice)というサービスを開始しました。</span><br /><br /><span style="font-family:arial;">SATのスコアを大学に送る際には、原則として過去に受験したものすべてが送られます。ただし、今年の3月から新たに導入されたスコアチョイスというサービスを利用すると、自分が指定したスコアのみを送ることができます。</span><br /><br /><span style="font-family:arial;">スコアチョイスを利用するか否かは、自分で選ぶことができます。多くの大学では、スコアチョイスの利用を認めていますが、スタンフォード大学など一部の大学では、スコアチョイスを利用せずにすべてのスコアを送ることを要求していますので、利用の際には注意が必要です。</span><br /><br /><span style="font-family:arial;">スコアチョイスを利用すると、自分が見せたいスコアだけ見せることができるので、受験生にとっては、とてもありがたい制度のように見えます。実際に、スコアチョイスのおかげで回数を気にせずにSATを受けられるようになった、と喜んでいる学生も少なくありません。</span><br /><br /><span style="font-family:arial;">しかしながら、実際にはスコアチョイスがアドミッションにあたえる影響は、さほど大きくありません。むしろ、ほとんど無いと言ってもいいかもしれません。学生がスコアチョイスを利用せずにすべての成績が大学に送られた場合でも、大学はもっとも良いスコアのみを考慮する大学が多くを占めています。受験した全てのSATのスコアを考慮したい大学は、はじめからスコアチョイスの利用を認めないでしょう。</span><br /><br /><span style="font-family:arial;">では、なぜCollegeboardは今になってスコアチョイスという制度を導入したのでしょうか。テストスコアは受験生本人に帰属するものなので、本人が送るスコアを選べるようにしたとCollegeboardは言っています。しかしながら、スコアチョイスの導入の本当の目的は、受験生のためでもアドミッション担当者のためでもありません。</span><br /><br /><span style="font-family:arial;">スコアチョイスの導入は、実は大学のSAT離れの動きと密接にかかわっています。大学のアドミッションにおいては、SATなどのテストスコアの価値を疑問視する動きが盛んになってきています。実際にアドミッションからSATをはずす大学もでてきており、Collegeboardは危機感を持っています。</span><br /><br /><span style="font-family:arial;">受験生の減少という危機を前に、Collegeboardが新たな収入源として取り組み始めたのがスコアチョイス導入による手数料ビジネスというわけです。受験生の心理をついた巧みなビジネスですが、実は受験生が得られるメリットはあまりなく、Collegeboardだけが得するシステムと言えるでしょう。</span>NA-NDhttp://www.blogger.com/profile/06550075685976825007noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-89060440334249168.post-58967153783274247502009-05-04T12:15:00.000-07:002011-04-25T15:10:18.951-07:00IECA Conference in San Francisco今春のIECAのカンファレンスは、サンフランシスコで開催されました。今年は、大きく変わりつつあるアドミッションをとりまく環境が大きなテーマとなっていました。中でも、SEM (Strategic Enrollment Management)は、近年進化が著しく、最新情報を得ようとみな真剣に専門家の話に耳を傾けていました。<br />
<br />
例年通り、カンファレンスに合わせて会場周辺の大学へのコンサルタント向けのキャンパスツアーが開催されました。ベイエリアは人口や高い教育水準と比べると、圧倒的に質の高い高等教育機関が不足している地域ですが、それでも他地域のコンサルタントにとって、StanfordやSanta Clara University、UC Berkeleyなどのベイエリアの学校を訪問する良い機会となりました。NA-NDhttp://www.blogger.com/profile/06550075685976825007noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-89060440334249168.post-15922273957662386552009-04-21T11:08:00.000-07:002011-04-25T14:09:00.347-07:00IECA カンファレンス(サンフランシスコ)<a onblur="try {parent.deselectBloggerImageGracefully();} catch(e) {}" href="http://www.iecaonline.com/"><img style="margin: 0pt 0pt 10px 10px; float: right; cursor: pointer; width: 198px; height: 116px;" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjIVX8SZQp5XCd8dIb3-3rEFrPXqFMTZP1L2o8O1XMlHK1XArSamvzXzxVpEPhJDL4KNqyNsKOLEIyrDU5mpeq1RZA0gR7siJ3R4HTidaZMe-FpeAdD8KgWg_v0gruY7fo-6-8BI01VaGiU/s200/IECALogo2.jpg" alt="" id="BLOGGER_PHOTO_ID_5327225812995258242" border="0" /></a><br />
<span style="font-family:arial;"><a href="http://www.iecaonline.com/">IECA</a>の<a href="http://www.iecaonline.com/conferences.html">カンファレンス</a>が、今春は<a href="http://sanfranciscoregency.hyatt.com/hyatt/hotels/index.jsp">サンフランシスコ</a>で開催されます。このカンファレンスは、<a href="http://www.iecaonline.com/">IECA</a>というEducational Consultantの団体が毎年春と秋に主催するイベントで、我々コンサルタントとっては、進学に関する最新情報を入手する上で非常に重要なイベントです。開催都市は毎回変わりますが、頻度としてはアメリカ北東部が最も多く、次に西海岸、中西部、南部の順となっています。</span><br />
<br />
<span style="font-family:arial;">今回のカンファレンスは4月29日(水)から5月2日(土)までですが、カンファレンスに先立って、週の前半にコンサルタントを対象とした大学ツアーが行われます。このコンサルタント向けのツアーでは、各大学のアドミッションスタッフから裏事情を聞き出したりすることができたりして、非常に有意義ですが、残念ながら一般の方は参加できません。</span><br />
<br />
<span style="font-family:arial;">大学進学をとりまく環境は日々変化しています。特に昨今の景気後退の影響は、進学を目指す家庭の経済的な問題のみならず、大学経営自体にも影響がでてきているため、コンサルタントは現状をきちんと把握して、それをもとに戦略を立てることが重要です。</span><br />
<br />
<span style="font-family:arial;">カンファレンスでは、大学進学だけでなく、ボーディングスクールへの進学や、ホームスクーリング、学習障害等のある生徒の進路など、<a href="https://custom.cvent.com/7ED8F928C71D47AAB3BEB845EB35313E/files/event/6c94e1d3bb7d4ab4b59f74f05645e58b/f93cf563d7c64c9aa2969eeec2e46bf3.pdf">教育と進学に関わるすべてのテーマ</a>が扱われます。全米からコンサルタントと学校関係者が集まってくるので、ネットワーキングの機会としても大変役に立ちます。</span><br />
<a href="http://www.iecaonline.com/PDF/IECA_SanFrancisco-Brochure-Consultants.pdf"><br />
<span style="font-family:arial;">IECA 2009 Spring Conference - San Francisco</span></a>NA-NDhttp://www.blogger.com/profile/06550075685976825007noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-89060440334249168.post-64357627334977783452009-03-13T18:00:00.000-07:002009-03-17T18:15:24.161-07:00サンフランシスコのカレッジフェア(Spring 2009)<a onblur="try {parent.deselectBloggerImageGracefully();} catch(e) {}" href="http://www.nacacnet.org/EventsTraining/CollegeFairs/ncf/Spring/Pages/SanFranciscoNCF.aspx"><img style="margin: 0pt 0pt 10px 10px; float: right; cursor: pointer;" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgQQb6Ll1XWbEV63Tv4J5jXWUni3g_ynmhmB3Q_0TNXdrb-oTzjFzHaKkVIrq_pO4MF_Mrzsh0F_QbO7iPfks9I_aMwkfiJ0pBd5E2V2jLNLHFrzRqu46L4CJdC0krVg_TvWcC_DBZtJB8b/s400/NCFlogo.jpg" alt="" id="BLOGGER_PHOTO_ID_5183405108664183666" border="0" /></a><br /><span style="font-family:arial;">2009年4月4日(土)にサンフランシスコでカレッジフェアが開催されます。</span> <span style="font-family:arial;">このカレッジフェアは、<a href="http://www.nacacnet.org/">NACAC</a> が毎年春と秋に全米各地で開催しているもので、</span><span style="font-family:arial;"> 各大学がブースを用意して大学の紹介を行います。</span> <span style="font-family:arial;">サンフランシスコ・カレッジフェアには、毎年約200校が参加しています。<br /><br />今年も、カリフォルニア州内の主要な州立大学・私立大学に加え、全米の主要な大学が数多く参加します。短時間で大学情報を入手する絶好の機会になります。</span> <span style="font-family:Arial;"><br /></span><ul><li><span style="font-family:Arial;">月日: </span><span style="font-family:arial;">2009年4月4日(土)</span></li><li><span style="font-family:Arial;">時間: 午後1:30~4:30</span></li><li><span style="font-family:Arial;">場所: </span><span style="font-family:Arial;"><a href="http://www.sfvenues.com/concourse/overview.html">Concourse Exhibition Center</a> (San Francisco)</span> </li><li><span style="font-family:Arial;">費用: 無料</span> </li></ul><span style="font-family:arial;">今年から、オンラインで<a href="http://www.gotomyncf.com/">参加登録</a>ができるようになりました。<br /><br /></span>NA-NDhttp://www.blogger.com/profile/06550075685976825007noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-89060440334249168.post-47705239100342822352009-01-24T18:00:00.000-08:002009-03-17T18:04:17.116-07:00高校生対象 大学進学セミナー 2009年2月8日(日)<span style="font-weight: bold;font-family:arial;" >大学進学なんて、まだまだ先だと思っているあなたのための</span><br /><a href="http://www.saniku.org/preguide/feb2009.html"><span style="font-weight: bold;font-family:arial;" >「<span style="color: rgb(255, 102, 0);">今始める</span>」 はずさない大学進学セミナー</span></a><br /><br /><span style="font-family:arial;">2009年2月8日(日) 9:30 ~ 12:00</span><br /><ul><li><span style="font-family:arial;">Part1 9:30~11:00 (生徒対象)</span></li><li><span style="font-family:arial;">Part2 11:15~12:00 (生徒・保護者合同)</span></li></ul><span style="font-family:arial;">アメリカでの大学進学には勉強以外の準備がとても大切。正しい認識、確かな情報をもって、一度しかない人生ではずさないために・・・自分の将来をしっかりと見つめる準備を早めに始めるきっかけとなることが、目的です。</span><br /><ul><li><span style="font-family:arial;">場所:<a href="http://www.saniku.org/">三育学院サンタクララ校</a> メディアセンター</span></li><li><span style="font-family:arial;">参加費: 無料 (ただし事前の<a href="http://www.saniku.org/preguide/feb2009.html">申し込み</a>が必要です)</span></li><li><span style="font-family:arial;">今回のセミナーは、ジュニア以下の高校生(9~11年生)およびその保護者が対象です。(ミドルスクールの生徒も参加できます)</span></li><li><span style="font-family:arial;">三育学院の卒業生以外でも参加できます。</span></li><li><a href="http://www.macscareer.com/documents/seminar090208.pdf"><span style="font-family:arial;">フライヤー・ダウンロード</span></a></li></ul><span style="font-family:arial;">「はずさない、大学進学」シリーズは、<a href="http://www.saniku.org/">三育学院</a>と<a href="http://www.macscareer.com/">マックスキャリア</a>の共同企画です。</span>NA-NDhttp://www.blogger.com/profile/06550075685976825007noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-89060440334249168.post-54103699167099367982009-01-05T22:00:00.000-08:002009-01-26T22:15:36.644-08:00進学FAQ (5) 学費と奨学金<span style="font-weight: bold;font-size:130%;" ><span style="color: rgb(51, 51, 255);font-family:arial;" >進学FAQ (5) 学費と奨学金</span></span> <br /><br /><span style="font-family:arial;">アメリカの学費と奨学金の制度は、とても複雑です。公表されている金額と実際にかかる学費には大きな差があるので、進学先を考える場合は、単なる額面の比較だけではなく、実際にかかるコストで比較することが重要です。</span>NA-NDhttp://www.blogger.com/profile/06550075685976825007noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-89060440334249168.post-55328820317702723582009-01-05T21:00:00.000-08:002009-01-26T22:15:36.645-08:00私立大学の学費はとても高いと聞きましたが、州立大学と私立大学では、どれくらい学費に差がありますか。<span style="font-family:arial;">一般的に学費というのは授業料と寮費・食費の合計を指します。州立大学は、州内の学生に対しては、州外の学生や留学生よりも少ない学費を設定しているため、公表されている学費で比較すると、州内の大学に進学する場合、州立大学の学費は私立大学よりもかなり低い学費となります。</span><br /><br /><span style="font-family:arial;">しかしながら、額面上の比較は、あまり意味がありません。なぜなら、私立大学に進学する学生の実際の学費は、公表されている学費とは大きく異なるからです。</span>NA-NDhttp://www.blogger.com/profile/06550075685976825007noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-89060440334249168.post-60239322248028283582009-01-05T20:00:00.000-08:002009-01-26T22:15:36.646-08:00ファイナンシャルエイドとスカラシップ(奨学金)の違いは何ですか。<span style="font-family:arial;">一般的に、学費の負担を軽減するための金銭的支援プログラムすべての総称として、ファイナンシャルエイドという言葉が使われています。金銭的支援には、将来返済の義務があるものと、返済が不要のものがあります。奨学金というのは、ファイナンシャルエイドのうち、返済が不要な金銭的支援のことです。(返済不要という意味で、GrantsとScholarshipsを合わせて奨学金と考えていいでしょう。)</span><br /><br /><span style="font-family:arial;">奨学金以外のファイナンシャルエイドとしては、低金利・無金利の融資(ローン)や、キャンパス内で仕事をすることで、学費の支払いを延期できるプログラム(ワークスタディ)などがあります。</span>NA-NDhttp://www.blogger.com/profile/06550075685976825007noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-89060440334249168.post-64723688778995637632009-01-05T19:00:00.000-08:002009-01-26T22:15:36.648-08:00奨学金は、返済の義務はないのですか。<span style="font-family:arial;">日本では、返済が必要なファイナンシャルエイドのことも奨学金ということが多いですが、アメリカで奨学金といえば、返済が不要な金銭的支援プログラムをさします。奨学金には、経済的ニーズに応じて得られるものや、個人の学力や特技、社会貢献等が評価されて得られるものなど、さまざまな種類がありますが、いずれの奨学金も、返済は一切不要です。</span>NA-NDhttp://www.blogger.com/profile/06550075685976825007noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-89060440334249168.post-20000667675301343742009-01-05T18:00:00.000-08:002009-01-26T22:15:36.649-08:00奨学金を得るためには、家庭の年収の制限がありますか。<span style="font-family:arial;">奨学金は、経済的ニーズに基づいて支給されるものと、経済的ニーズを問わず支給されるものの、2つのタイプがあります。経済的ニーズに基づいて得られる奨学金については、受給の可否は家庭の年収(正確には、家庭が負担可能な学費の上限)に基づいて判断されます。これに対して、経済的ニーズを問わず支給される奨学金については、受給の可否に年収は全く影響しません。たとえお父さんがビルゲイツであったとしても、奨学金の対象となり得ます。</span>NA-NDhttp://www.blogger.com/profile/06550075685976825007noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-89060440334249168.post-29151431688744799942009-01-05T17:00:00.000-08:002009-01-26T22:15:36.650-08:00奨学金は、どこから支給されますか。<span style="font-family:arial;">奨学金は、ファイナンシャルエイドパッケージとして大学から支給されるものと、大学以外の団体や企業等から支給されるものがあります。大学から支給されるファイナンシャルエイドパッケージには、経済的ニーズに基づいて国や州の政府から支給されるグラント等は、ファイナンシャルエイドパッケージの一部として、大学を通じて支給されます。大学以外の団体や企業等は、独自の基準に基づいて奨学金を支給しています。奨学金受給の対象となるためには、さまざまな手続きが必要となります。</span>NA-NDhttp://www.blogger.com/profile/06550075685976825007noreply@blogger.com0