ラベル 進学FAQ (5) 学費と奨学金 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 進学FAQ (5) 学費と奨学金 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2009年1月5日月曜日

進学FAQ (5) 学費と奨学金

進学FAQ (5) 学費と奨学金

アメリカの学費と奨学金の制度は、とても複雑です。公表されている金額と実際にかかる学費には大きな差があるので、進学先を考える場合は、単なる額面の比較だけではなく、実際にかかるコストで比較することが重要です。

私立大学の学費はとても高いと聞きましたが、州立大学と私立大学では、どれくらい学費に差がありますか。

一般的に学費というのは授業料と寮費・食費の合計を指します。州立大学は、州内の学生に対しては、州外の学生や留学生よりも少ない学費を設定しているため、公表されている学費で比較すると、州内の大学に進学する場合、州立大学の学費は私立大学よりもかなり低い学費となります。

しかしながら、額面上の比較は、あまり意味がありません。なぜなら、私立大学に進学する学生の実際の学費は、公表されている学費とは大きく異なるからです。

ファイナンシャルエイドとスカラシップ(奨学金)の違いは何ですか。

一般的に、学費の負担を軽減するための金銭的支援プログラムすべての総称として、ファイナンシャルエイドという言葉が使われています。金銭的支援には、将来返済の義務があるものと、返済が不要のものがあります。奨学金というのは、ファイナンシャルエイドのうち、返済が不要な金銭的支援のことです。(返済不要という意味で、GrantsとScholarshipsを合わせて奨学金と考えていいでしょう。)

奨学金以外のファイナンシャルエイドとしては、低金利・無金利の融資(ローン)や、キャンパス内で仕事をすることで、学費の支払いを延期できるプログラム(ワークスタディ)などがあります。

奨学金は、返済の義務はないのですか。

日本では、返済が必要なファイナンシャルエイドのことも奨学金ということが多いですが、アメリカで奨学金といえば、返済が不要な金銭的支援プログラムをさします。奨学金には、経済的ニーズに応じて得られるものや、個人の学力や特技、社会貢献等が評価されて得られるものなど、さまざまな種類がありますが、いずれの奨学金も、返済は一切不要です。

奨学金を得るためには、家庭の年収の制限がありますか。

奨学金は、経済的ニーズに基づいて支給されるものと、経済的ニーズを問わず支給されるものの、2つのタイプがあります。経済的ニーズに基づいて得られる奨学金については、受給の可否は家庭の年収(正確には、家庭が負担可能な学費の上限)に基づいて判断されます。これに対して、経済的ニーズを問わず支給される奨学金については、受給の可否に年収は全く影響しません。たとえお父さんがビルゲイツであったとしても、奨学金の対象となり得ます。

奨学金は、どこから支給されますか。

奨学金は、ファイナンシャルエイドパッケージとして大学から支給されるものと、大学以外の団体や企業等から支給されるものがあります。大学から支給されるファイナンシャルエイドパッケージには、経済的ニーズに基づいて国や州の政府から支給されるグラント等は、ファイナンシャルエイドパッケージの一部として、大学を通じて支給されます。大学以外の団体や企業等は、独自の基準に基づいて奨学金を支給しています。奨学金受給の対象となるためには、さまざまな手続きが必要となります。