2007年4月19日木曜日

SAT vs. ACT

大学のアドミッションでは、SAT とACT が同等に扱われるということは、以前ご紹介しました。正確に言うと、SAT Reasoning Test とACT (+ Optional Writing Test) が同等に扱われます。

それでは、大学を受ける際に、どちらを受けたらいいのでしょうか。理想は、両方のテストを受けて、良い方のスコアを提出することです。大学の競争率が高まっていく中で、両方のスコアを提出すると、片方のスコアを提出するよりも有利ではないか、と考える受験生も多いようです。ただ、多くの大学では、両方のスコアが提出された場合、良い方のスコアのみを使用するようです。

とはいえ、両方のテスト対策をきっちりやるのは大変なので、どちらか片方を重点的に学習するというのは良い作戦だといえます。どちらを選んだ方が有利になるかは、人それぞれですが、簡単にまとめてみました。ただし、あくまでもこれは参考にとどめて、実際に選ぶ際にはスクールカウンセラーなどと相談しながら、慎重に検討してください。

[ SAT が向いている人 ]
  • Math が得意な人。(全得点に対するMath の配点の割合が、ACT よりも高いため)
  • 理科が苦手な人。(ACT には、サイエンスのテストがある)
  • プレッシャーに強い人。(不正解だとペナルティ、という重圧に耐えられる?)
[ ACT が向いている人 ]
  • コツコツ型の人。(ACT のテストの方が、高校の授業の内容に直結している)
  • エッセイがあまり得意でない人。(SAT に比べてWriting の時間が短く、また評価も別枠となる)
  • 慎重派の人。(ACT には不正解によるペナルティはないため、安心して回答できる)

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