「優秀な大学はスポーツも強い」 と言われますが、本当でしょうか。確かにUCLAのようにスポーツの強い大学は、アカデミックな面でも優れている大学があります。逆に、アイビーリーグの大学やMIT、Caltech のように、名門大学であってもスポーツは???という学校も数多くあります。
「スポーツが強い大学には優秀な大学多い」と言う表現の方が適切かもしれません。各州を代表する州立総合大学には、大学スポーツの世界でも名門と言われている大学が多いのは事実です。Michigan、Texas、Ohio State、Penn State などが代表例として挙げられるでしょう。
大学とスポーツの関係で注目すべき点は、「大学スポーツの分野で好成績を収めると、大学の質が向上する」という点です。例えば、2006年春の男子バスケットボールの決勝トーナメントで、George Mason という小さな私立大学がベスト4に進出する大活躍をしました。その結果、George Mason へ出願する学生数が急増し、新入生の学力レベルが上がりました。また、2007年夏の時点で2大大学スポーツであるフットボールとバスケットボールの両方で全米チャンピオンとなったUniversity of Florida では、応募者数が15%増で、全米平均の約2倍の伸びとなり、新入生の平均GPA も3.99 と、超難関私立大学並みの競争率となっています。
スポーツが大学にもたらすもう一つの重要な点は、スポーツで上げた収益が、大学の施設等に使われるという点です。先ほど例に挙げたUniversity of Florida の場合、アスレチック部門は大学の予算を一切使わずに独立採算で運営されており、昨年度は約390万ドルの利益を上げました。この利益の一部は、現在University of Florida が建設中の「遺伝子と癌の研究センター」などの、大学の施設拡充に利用されています。大学運営において、スポーツは実は非常に重要な役割を担っているのです。
FBI が発表した全米の大学における2006年度の凶悪犯罪発生件数をもとに、生徒数当たりの凶悪犯罪発生率ランキングを作成しました。
カリフォルニア州の4年制大学における凶悪犯罪発生率ワースト10
1. University of California: Hastings College of Law
2. University of California: San Francisco
3. California State University: Monterey Bay
4. University of California: Berkeley
5. University of California: Los Angeles
6. California State University: Dominguez Hills
7. San Diego State University
8. California State University: Channel Islands
9. San Francisco State University
10. University of California: Riverside
出典: Crime in the United States, 2006
ワースト10に入っている大学は、UC系列5校、CSU系列5校で、すべて州立大学です。子供の安全面を理由に私立大学に行かせたいという保護者が増えているのも分かる気がします。
アメリカの大学選びの中で意外に見過ごされがちなのが、私立大学の価値です。日本では、国公立大学が私立大学よりも上に見られることが多いため、そのような感覚でアメリカの大学を見てしまうこともあるかもしれません。実際には、日本人だけでなく、アメリカ人にとっても、進学先を考える上で、一部の有名私立大学を除くと、州立大学を重視する傾向が強いようです。
しかし実際は、州立大学よりも質の高いプログラムを有する私立大学が、アメリカにはたくさんあります。私立大学は、一般的に少人数のクラスで教授とのコミュニケーションがとりやすいと言われています。また、事務手続きや就職支援等の学生サポートの質も、私立大学の方が高い場合が多いようです。
私立大学が過小評価されてしまう原因として、以下のようなものが考えられます。
① 知名度
私立大学は、州立大学に比べると規模が小さく、学生数も少ない場合が多いため、地域社会に与える影響が州立大学に比べて小さく、知名度が低くなる傾向があります。
② 大学の評価の難しさ
アメリカの大学は、日本の大学のようにいわゆる偏差値で評価されるということがありません。そのため、一般の人にとって、大学の価値を見極めるのはとても難しいことです。そのため、聞いたことの無い私立大学に進むよりも、州立大学に行く方が無難だと考える人が多くなります。
③ 授業料
私立大学の授業料は公立大学の授業料と比べるとかなり高いため、進学先を考える上で、まずは公立大学への進学を優先する人が多いことも、大きな理由です。州立大学では、州内在住者の授業料が優遇されています。
ここでひとつ、進学先に関する興味深いデータをご紹介します。
(1) スクールカウンセラーのアドバイスのみを受けた学生の進学先
(2) Educational Consultant (教育コンサルタント)のアドバイスを受けた学生の進学先
(出典:
IECA)
このように、Educational Consultant のアドバイスを受けた学生は、私立大学への進学を希望する割合が非常に高くなります。私立大学の価値についての理解が高まれば、私立大学を選ぶ学生も増えると考えられます。
なお、授業料については、私立大学は、公立大学に比べると奨学金制度を利用する学生の割合が非常に高いため、実際に支払う授業料の差は、額面上の差ほど大きくないと考えられます。
SAT Subject Test の日程が発表になりました。
SAT Subject Test Japanese (日本語) のテストは、2007年11月3日(土)です。アメリカで学ぶバイリンガルの生徒にとって、SAT Japanese は、好成績が取りやすいので、お勧めです。10、11年生になったら、ぜひ受験しましょう。
日本語のテストは、1年に1回しかありません。SAT Subject Test とSAT Reasoning Test は同一日に受験することはできないので、2007年11月3日は、SAT Japanese を受験する日として、1日空けておきましょう。
なお、Subjest Test は、1日に最高3つまで受験することができます。
詳しくは、College Board のSAT Subject Test のスケジュールをご覧ください。
SAT の2007-2008年度のテストの日程が発表になりました。SAT Reasoning Test (SAT I) は、年7回実施されます。2007年10月6日 (2007年9月10日)
2007年11月3日 (2007年10月2日)
2007年12月1日 (2007年10月30日)
2008年1月26日 (2007年12月26日)
2008年3月1日 (2008年1月29日)
2008年5月3日 (2008年4月1日)
2008年6月7日 (2008年5月6日)※ ( )内は、通常登録の締切日
※ 2008年3月1日は、SAT Reasoning Test のみ行われ、SAT Subject Tests はありません。
詳しくは、
College Board のウェブサイトをご覧ください。
全米には、学生数が4万人を超える巨大な大学がいくつもあります。今回は、学生数の多い大学トップ10 をご紹介します。1. 51,818: The Ohio State University - Columbus, OH 2. 51,234: Arizona State University - Tempe, AZ 3. 50,912: University of Florida - Gainesville, FL 4. 50,402: University of Minnesota - Minneapolis / St Paul, MN 5. 49,738: The University of Texas - Austin, TX 6. 46,907: University of Central Florida - Orlando, FL 7. 45,520: Michigan State University - East Lansing, MI 8. 45,487: Texas A&M University - College Station, TX 9. 44,038: University of South Florida - Tampa, FL 10. 42,914: The Pennsylvania State University - University Park, PA (※ ひとつのキャンパスだけの学生数、学部と大学院の合計で計算)出典: Wikipedia
大学のアドミッションでは、SAT とACT が同等に扱われるということは、以前ご紹介しました。正確に言うと、SAT Reasoning Test とACT (+ Optional Writing Test) が同等に扱われます。それでは、大学を受ける際に、どちらを受けたらいいのでしょうか。理想は、両方のテストを受けて、良い方のスコアを提出することです。大学の競争率が高まっていく中で、両方のスコアを提出すると、片方のスコアを提出するよりも有利ではないか、と考える受験生も多いようです。ただ、多くの大学では、両方のスコアが提出された場合、良い方のスコアのみを使用するようです。とはいえ、両方のテスト対策をきっちりやるのは大変なので、どちらか片方を重点的に学習するというのは良い作戦だといえます。どちらを選んだ方が有利になるかは、人それぞれですが、簡単にまとめてみました。ただし、あくまでもこれは参考にとどめて、実際に選ぶ際にはスクールカウンセラーなどと相談しながら、慎重に検討してください。[ SAT が向いている人 ]- Math が得意な人。(全得点に対するMath の配点の割合が、ACT よりも高いため)
- 理科が苦手な人。(ACT には、サイエンスのテストがある)
- プレッシャーに強い人。(不正解だとペナルティ、という重圧に耐えられる?)
[ ACT が向いている人 ]- コツコツ型の人。(ACT のテストの方が、高校の授業の内容に直結している)
- エッセイがあまり得意でない人。(SAT に比べてWriting の時間が短く、また評価も別枠となる)
- 慎重派の人。(ACT には不正解によるペナルティはないため、安心して回答できる)
昨今の日本の新卒採用の活発化に加え、留学生を積極的に採用する企業が増え続けていることもあり、日英バイリンガルの学生向けのジョブフェアは、ここ2年くらいで急に増えてきました。つい3年くらい前までは、アメリカでは年に2回しか行われなかった日英バイリンガル向けのジョブフェアが、今年は確認できているだけで7回あります。日本からリクルーティングに来る企業が多いですが、最近はアメリカで働く学生の採用も徐々に増えています。今後このようなジョブフェアがさらに増えるのか、または淘汰されていくのかまだわかりませんが、就職活動を行う学生にとっては、喜ばしいことです。2007年に予定されている日英バイリンガルのジョブフェアの一覧です。
CFN
- ニューヨークキャリアフォーラム (2月23日・24日 ニューヨーク)
- 東京サマーキャリアフォーラム (7月3日・4日 東京ビッグサイト)
- ロサンゼルステクニカルキャリアフォーラム (9月21日・22日 ロサンゼルス)
- ボストンキャリアフォーラム (11月9日・10日・11日 ボストン)
- 東京ウインターキャリアフォーラム (12月20日・21日 東京ビッグサイト)
リクナビ
- 国際派のためのリクルート東京キャリアフェア(夏) (6月21日・22日 東京ビッグサイト)
- West Coast Career Fair in Los Angeles (11月上旬予定 パサデナ)
- 国際派のためのリクルート東京キャリアフェア(冬) (12月中旬 東京ビッグサイト)
JOBFAIR.JP
- ロサンゼルス・サマー・ジョブフェア (6月9日・10日 トーランス)
毎日就職ナビ
- マイナビ国際派就職EXPO 東京サマー (7月2日・3日 東京国際フォーラム)
- マイナビ国際派就職EXPO in LA (9月18日・19日 ロサンゼルス)
- マイナビ国際派就職EXPO in New York (9月22日・23日 ニューヨーク)
- マイナビ国際派就職EXPO 東京ウインター (12月18日・19日 東京ドームシティ)