2007年1月30日火曜日

AVID (Advancement Via Individual Determination)

ハイスクールのコースリストにある AVID って何だろうと思った方は多いのではないでしょうか。 AVID とは、Advancement Via Individual Determination のことで、経済的にあまり恵まれてなく、また学力が中程度の生徒のための、大学進学準備プログラムです。

このプログラムは、もともと1980年にSan Diego のハイスクールの教員がSchool District からの委託を受けて開発したコースです。このコースは、「学習能力は十分ある」けれども、「それほどまじめに学習に取り組んでいない」ために、並の成績しかとれていない生徒の「学習意欲を高める」ことが目的です。

AVID の主なターゲットは、保護者の学歴が高くなく、あまり教育に熱心ではない層です。そのような生徒たちに対して、しっかり学習に取り組み、大学に進学すれば、明るい未来が待っていることを理解させます。また、進学を促すためのカウンセリングなども行われます。

履修する生徒の約半数がヒスパニック系です。これに対して、アジア系はわずか5%です。一般的に保護者が教育に熱心だといわれているアジア人にとっては、あまり必要でないクラスかもしれませんが、このようなプログラムがあることを知っておいて損はないと思います。

AVIDの詳細については、AVID 公式ウェブサイトをご覧ください。

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